ワキガのにおいetc.

 

ワキガのにおいについて、詳しく、まとめてみました。

一般の方のために、わかりやすく、くだいた表現にしておりますが、内容は、国内外の医学書、医学論文に基づいています。

(※随時、最先端の情報に、更新しております)

 

目次

1. ワキガのにおいの原因
2. ワキガのにおいの場所
3. ワキガのにおいの種類とレベル
4. ワキガのにおいは自覚できない

1. ワキガのにおいの原因

ワキガにおい

「汗腺」(http://wakiga.fumia.biz/ekurinkansen.html)

 

ワキガのにおいの原因は、「汗腺」です。

 

汗が出る腺「汗腺」(かんせん)は、

  1. ワキガの汗が出る「アポクリン腺」
  2. 普通の汗が出る「エクリン腺」

この2つに大きく分けられます。

 

ワキガの汗は、

  • 主に、情緒刺激、
  • 特に、性的刺激で、

出ます。

 

普通の汗は、

  • 運動などによる、体温調節、
  • 緊張などによる、精神的ストレスで、

出ます。

 

  1. ワキガの汗も、
  2. 普通の汗も、

それ自体は、およそ、においはしません。

 

ところが、

  • 「皮脂や角質」と、混じり、
  • 皮膚や毛の「細菌」によって、分解され、

においがしてしまうのです。

 

「汗 + 皮脂や角質 ー細菌→ におい」

 

なお、毛は、汗、皮脂や角質、細菌などの集合場所で、においの出やすい環境を作っています。

 

毛深い人に、においのする人が、多い傾向にあるのは、これが原因です。

 

毛をそったり、脱毛すると、においを減らす効果があります。

 

2. ワキガのにおいの場所

ワキガにおい

「ミルクライン」(http://bust-seikei.jp/mamma/)

 

ワキガのにおいの場所は、

  • からだ
  • 着た服
  • 使ったタオル

など

 

ワキガのにおいは、

  1. うつりやすく、
  2. かなり頑固で、普通に洗っただけでは、落ちません。

 

ワキガの汗は、

  • 「ワキ」
  • 「性器」
  • 「へその周り」
  • 胎児期に乳のもとができる「ミルクライン」(乳腺堤、にゅうせんてい)
  • 乳首周囲の「乳輪」(にゅうりん)
  • 乳のもとの残り「副乳」(ふくにゅう)
  • 「肛門周囲」
  • 「耳の中」
  • 「鼻」
  • 「まつげの根部近く」

から出ることがあります。

 

特に、「ワキ」、まれに、

  • 「性器」
  • 「乳輪」
  • 「副乳」
  • 「肛門周囲」

などから出ます。

 

普通の汗は、全身の皮膚から出ます。

 

特に、「ワキ」、

  • 「ひたい」
  • 「手のひら」
  • 「足の裏」

から出ます。

 

3. ワキガのにおいの種類とレベル

「ワキガのにおいの仕組み」(http://kknavi.lion.co.jp/symptom/sweat/about/)

 

ワキガのにおいの種類とレベルは、環境によって、異なります。

 

人によって、

  • 「アポクリン腺」「エクリン腺」の数、そのうち実際に働く数、その個々の汗の量
  • 「皮脂や角質」
  • 「常在細菌」

その他、環境が異なりますので、ワキガのにおいの種類とレベルも、また異なってくるのです。

 

①「ワキガの汗」(普通の汗の成分 + 脂質とタンパク質)が、
②「皮脂や角質」(脂質やタンパク質)と、混じり、
③「ワキガ常在細菌」(ジフテロイド菌、コリネフォーム菌など)によって、分解され、
④「ワキガのにおい」(ジメチルジクラソン、カプリン酸など)がします。

 

①「普通の汗」(99%の水、塩分などのイオン、尿素、尿酸、アンモニア、乳酸、サイトカインなど)が、
②「皮脂や角質」(脂質やタンパク質)と、混じり、
③「常在細菌」(表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌など)によって、分解され、
④「酸っぱいにおい」「汗くさいにおい」(酢酸、イソ吉草酸など)がします。

 

実際のワキガのにおいは、主に、この2つが入り混じったにおいになります。

 

○ワキガのにおいの種類

 

  • 鉛筆の芯のにおい(タール臭)
  • カレーのにおい(香辛料クミンのにおい)
  • タバコのにおい
  • ゴボウのにおい
  • 玉ネギやネギのにおい
  • ネコのおしっこのにおい
  • 使い古した雑巾(ぞうきん)のにおい(雑巾臭)
  • 古びた洗濯ばさみのにおい

 

ワキガのにおいは、上のように表現されることが多いです。

 

○ワキガのにおいのレベル

 

弱い

レベル1:におわない

レベル2:ごくわずか

レベル3:鼻を近づけるとわかる(軽度)

レベル4:鼻を近づけなくてもわかる(中度)

レベル5:手に持っただけでわかる(重度)


強い

 

ワキガのにおいのレベルを、病院では、上のように段階づけています。

 

レベル3以上を、「手術適応」としていますが、

年齢、意思などを考慮して、レベル2でも、手術することがあります。

 

なお、わずかな切り込みを入れて、そこから、アポクリン腺を調べる「試験切開」は、

ほぼ100%の精度で、ワキガのにおいのレベルを、把握することができます。

 

4. ワキガのにおいは自覚できない

 

ワキガの方は、

  • 鼻に、「アポクリン腺」がある場合があり、また、
  • 鼻が、「ワキガのにおい」に慣れてしまって、

通常、「ワキガのにおい」を、自覚できません。

 

また、ワキガは遺伝しますので、家族もワキガである可能性が高く、

その場合、お互いに、気付きません。

 

☆コーヒー

ワキガにおい

 

コーヒーは、嗅覚をリセットするために使われる香料です。

 

コーヒーで、嗅覚疲労を回復することで、 ワキガのにおいを、自覚しやすくなります。

 

なお、香水店などでは、様々な種類の香水のにおいを嗅ぐため、嗅覚をリセットするために、コーヒー豆を用意していることがあります。

 

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