動機と行動。コミュニケーションとは。社会とは

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科学的分析のための重要な要素である、動機と行動、コミュニケーション、社会には、すべて密接なつながりがあります。

本記事では、これらのつながりをより深く理解していただくために、各要素を分析するためのモデルをつくってみました。

各要素について、大雑把な事例を挙げていますが、自分なりの事例をつくって、要素間のつながりを確認していただければ幸いです。

 

1. 動機と行動 ~動機・行動分析のモデル~

動機と行動~行動分析のモデル~

 

動機(motive)とは、行動の原因であり、

行動(action)とは、身体の動静を意味します。

 

この分析モデルの特徴は、

動機を、

①誘因(=外的動機)、
②動因(=内的動機)、

行動を、

③行為(=意識に基づく行動)、
④その他行動(=無意識に基づく行動)、

の、それぞれ二つに分けて捉えることです。

 

例えば…

「回答」という行動は、

①質問されたから、
②答えようと思い、

③考えを口にした。
④(口を動かした)

このように、細分化して捉えることができます。

 

 行動は、客体(自らを含む)の誘因の一つとなります。

…「①誘因 → ②動因 → ③④行動」…

 

2. コミュニケーションとは ~コミュニケーション分析のモデル~

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コミュニケーション(communication)とは、広くは、個体から個体への伝達一般を意味します。

 

コミュニケーションを媒介するものを、媒体(=メディア)といい、

コミュニケーションの、

①主体、
②媒体、
③客体、
④伝達するもの、
⑤方向性は、

コミュニケーションの視点によって異なります。

 

例えば…

「クリック」という行動は、

①人が、
②指を媒体として、
③ボタンに、
④力を、
⑤双方向に、

伝達しています。

 

Webサイトによる情報の発信は、

①特定人から、
②インターネットを媒体として、
③不特定多数人に、
④情報を、
⑤一方向に、

伝達しています。

 

 動機と行動は個体を、コミュニケーションは個体同士の関係を分析するための概念です。

 

3. 社会とは ~社会分析のモデル~

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社会(society)とは、広くは、コミュニケーションの体系を意味します。

 

コミュニケーションの視点によって、社会の視点もまた異なります。

 

例えば…

人を主体とするコミュニケーションは、人間社会をつくり上げていますし、

インターネットを媒体とするコミュニケーションは、ネット社会をつくり上げています。

 

 動機と行動、コミュニケーション、社会のすべてを、結びつけて捉えることで、より深い分析をすることができます。

 

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